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Shopifyが高機能すぎる(簡単越境ショップ)

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Shopifyが高機能すぎる(簡単越境ショップ)

現在製作中の案件で、Shopify(ネットショップ作成プラットフォーム)を使って、越境オンラインショップを作っているのですが、Shopifyが高機能すぎるのでご紹介します。
Shopifyは、カナダのオタワを拠点としている企業です。年間流通総額はAmazon、Paypalに続く規模らしく、世界で最も大きななネットショップ作成プラットフォームとして世界150カ国、14万以上のネットショップでShopifyは活用されているようです。そんなShopifyのすごいところをご紹介します。

テーマ(デザインテンプレート)が豊富



Shopifyには、テーマ(デザインテンプレート)が用意されていて、無料と有料(160〜180$)のものがあります。このテーマのクオリティが半端なく、最新のトレンドを取り入れたデザインのテーマが数多く用意されています。無料のものでもそこそこのものが作れますが、有料だとパララックスなどのエフェクトを駆使したサイトが簡単に作れます。基本的にレスポンシブデザインで、1つのテーマで2.3個のスタイルが用意されています。

テーマを決めたら画像やテキストを入れるだけ



ブラウザで選んだテーマを編集していくことができます。テーマにあらかじめ入っている画像やテキストを自分のものに編集していきます。ソースコードを触る必要はなく、管理画面上で、画像の差し替えやテキストの差し替えが行えます。簡単なレイアウト変更もでき、ドラッグして上下を変えたり直感的に画面で確認しながら変更していけます。

一応ソースも触れる



ソースコードも管理画面上で編集することができ、関数が使われていますがタグは分かりやすく書かれています。cssはsassを編集することができることもGoodな点です。

料金



Basicで月額29$(3,000円ちょっと)取引手数料として売上の2%が持っていかれます。
日本のMakeshopビジネス月額3,000円、カラーミーショップ レギュラープラン月額3,240円と同じような価格帯となっています。
がんばって物を売ってペイしていきましょう。

今回の案件では、有料のテーマを購入しました。有料のテーマを購入して良かった点は、コーディングの手間が省けたことです。一から作るのとできている物を手直ししていくのでは、作業時間が変わってきます。エフェクト効果や拡大効果も最初から付いているのでjavascriptを入れ込む必要がありませんでした。その省けた時間で、ロゴマーク・写真のクオリティだったり、キャッチコピーの質だったりを上げていくことができました。

越境オンラインショップは、言語や配送・顧客対応などの問題はありますが、そこをクリアして海外に物を売りたい方は、試す価値ありかと思います。
ウェブデザイナーとしては、日本のネットショップ作成プラットフォームもこのレベルまで行ってくれると、ネットショップがもっと作りやすくなるのになーと思いました。近い未来は、ネットショップに限らずこのようなサービスが増え、ウェブデザイナーという職業の果たす役割や作業内容も変わっていくのだろうと思います。